PSP版 ギレンの野望アクシズの脅威V

　エントリーの通り、PSP版ギレンの野望アクシズの脅威Vを買いました。というより、このゲームのためにPSP-3000 RRを買いました。

　PS版、ジオンの系譜は持っていたのですが、まったく立ち上げないままお蔵入りとなっていました。子供が家にいるためじっくりできないこと、プレイ時間が長くなることなどから、買ったもののそのまま熱が冷めてしまっていました。しかし今回PSP版ということで、これならどこでもできると、購入に踏み切りました。

　信長の野望、三国志、大戦略など、さまざまなシミュレーションゲーム(SLG)に手を染めてきましたが、これほど難しいというよりとっつきにくいSLGは初めてです。慣れてくると「大戦略に近いゲームだな」という印象がありますが、ユニット数の多さと、ユニットの適正の多さが難解度をアップさせています。しかしこの難しさが、ゲームシステムに慣れたときに面白さに変わってくるのかもしれません。これまでのSLGには慣れてくると「もう少し難しくても良いのに」と物足りなさを感じていたので。

　最初はやはり、第1部の地球連邦軍です。ジオンではないのかと異論がある方もあるかもしれませんが、σ^^;にとっては連邦軍です。これからのプレイレポートは、超初心者によるPSP版ギレンの野望アクシズの脅威Vプレイレポートです。

　最初は本当に攻められっぱなしで嫌になってしまい、危なくお蔵入りになるところでした。が、そこを乗り切る手法に遭遇しました。それは「攻めて来る周りの地域に1ユニット派兵する」です。たとえば、敵地3エリアに接する自軍エリアがあったとしたら、そのすべての地域にそれぞれ、地球であればTIMコッドあるいはフライマンタ、宇宙であればトリアーエズという機動性の高い（そして安い）航空機1ユニットで攻め込むのです。もちろん制圧などできるはずはありませんが、戦闘地域となっているエリアからは軍事行動が起こせないため、自軍エリアは攻め込まれないのです。例えばルナツーから両側のウチュウにトリアーエズを各1ユニット送っておけば、ルナツーを空っぽにして全力でP-アメリカ（アメリカ上空）を攻めることができるのです。1ユニットではどんなに逃げても5戦闘turn（戦略もターン、戦闘もターンでわかりずらいので、以下戦闘はturnと記述します）持たずに落とされてしまうこともありますが、落とされてもその戦略ターンには攻め込まれません。落とされたら次のターンでまた1ユニット派兵、面倒ですが、これで自軍エリアは安泰です。前記の例でいくと、実際には次々に派兵するトリアーエズを残しておかないと（あるいは毎ターン、トリアーエズを生産しないと）トリアーエズが底をついてしまい両側のウチュウの戦闘状態を維持できなくなって攻め込まれてしまいますが…。この「1ユニットによる牽制法」により、自軍の主力を1エリアに集中して出兵し、その周囲を1ユニットで牽制してしまえば、自軍エリアは安泰、プレイヤーが攻めたい地域には敵の援軍も来ません。ただし、ペキンやキリマンジャロなど、生産可能エリア（◎表示のエリア）は侵入可能となる作戦が発動しないと自軍の兵を送れないので、注意が必要です。
　

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いつまで隠遁しているのか…

　16歳出始めた均君、もう少しで三十路を迎えようとしています。しかし、横領ばかりしているため曹軍の中での地位は上がらず、いまだに七品官です。関平君のときと違い、歴史がくるって袁譚軍が滅びないため、曹軍もなかなか領土を広げられず劉表亡き後の劉琮を滅亡させたのみ、馬騰や劉璋、孫策なども健在で天下は5＋α分されています。が、ついに213年9月、小覇王の寿命が訪れ、代替わりして孫権が君主となりました。
　もともと劉備さんを補佐しようと思って自己啓発を始めた均君ですが、劉備さんはすでに骨抜きとなって曹さんに尻尾を振っている状態、漢王室再興の志などとうの昔に捨て去り、魚の腐ったような眼をしています。
　馬騰さんや劉璋さんは器が小さく、関平君が仕官しようとしても相手にしてくれませんでしたから、今回も同じでしょう。このまま曹さんに加担して天下を統一しても、均君のおかげとは露も思わないでしょうし、孫軍には周公瑾や陸遜などの強力な軍師がいますから、これも均君の出る幕なしです。
　また目標を失ってしまいました。
　それはそうと、順調に能力を伸ばし、
216年2月、知力96に、217年、賈文和と一緒の知力97に、そして218年2月、楊修を破り「論破」を手に入れた均君です。地方に出れば、そろそろ「舌戦地域最強」の称号が手に入れられそうです。

資格ゲッター、均君

　知力という基礎値は上がりましたが、なにしろ舌戦の特技がないため、世の中の有能者だけでなく、しばしば喧嘩の仲裁でも負けてしまう均君。それでも舌戦の回数は何とかこなし、舌戦コマンドを手に入れる資格を揃えていきます。しかしこのご時世、揚足程度しか持たない知力80台の知者などおりません。そしてついに210年10月、陳嬌さんを何とか破り、「揚足」を取得しました。この揚足を引っさげて、211年3月　知力97の賈文和を破り「威圧」を手に入れます。賈文和さん、相当調子が悪かったみたい。
　舌戦をこなしながらふと見ると、先頭に何度か出ていたおかげで「鎮静」を習得できる条件が整ったようです。自分と同程度の統率で戦闘の特技を持っている武将は限られますが、楊修が鎮静を持っていることがわかり211年4月から鎮静を伝授されました。揚足と威圧があるだけで、そんじょそこらの金持ちには負けません。喧嘩の仲裁を買って出て、舌戦の勝利数を伸ばし（時折負けるため、10連勝できず。）、213年2月にまたもや楊修から抗弁を伝授されました。賈文和に何度かトライしたのですが、何回やっても圧倒的な強さで押し切られてしまいました。
　そして213年9月、舌戦時のコマンドを充実させるべく、洛陽で知力90を手に入れた均君です。

知力90への道

　許昌から袁譚軍を追い払った均君がすることは、やはり知力アップ。
　209年1月、知力：87の均君は曹操さんから歩兵新設の1000円をもらい、いそいそと洛陽へ。洛陽で知力鍛錬をし始めた途端、袁譚軍がやってきて均君は洛陽から締め出されてしまいました。仕方がないので許昌へ戻り、歩兵新設の仕事に就くと、程なくして洛陽陥落の知らせが。均君がっかりです。徴兵して宮城へ戻ってみると、曹さんが「従軍しろ」と。軍師均君の出番です。
　官渡へ出向いてみると、そこには何と！亮兄ぃです。袁譚軍についていました。亮兄ぃ、雌雄を決しましょう！といっても直接対決はなく、指揮で夏侯尚や張飛を指揮し、亮兄ぃを壊滅しました。今回の戦闘で戦闘回数5回を数えた均君は、鎮静を覚える権利を獲得しました。
　許昌へ凱旋した均君は3月に酒家で蒋幹に出会い、混乱を伝授してもらいました。続いて4月、技術開発中に満寵に会い、誘引を伝授してもらいました。なかなか、軍師らしくなってきましたよ。それにしても、知力90は遠いです。
　技術を終えて宮城へ帰ってみると、曹さん、外出中でおりません。仕方なく酒家へ行き、舌戦の依頼を受けます。相手は程昱。これは強敵です。コンボを決められ、揚足を取られ、惨敗です。やはり知力87近辺の武将は舌戦の特技を複数持っていることが多く、成り上がり者の均君は勝ち星をあげられそうにありません。続いての依頼は審配。反論と抗弁を持っていましたが、コンボを達成し、勝ちました。舌戦はこれで1勝1敗です。続いての相手は賈文和、攻撃コマンドであっさり負けてしまいました。

曹さんの逆襲…変遷…そして、軍師諸葛均の誕生！

　207年8月、曹さんが15万の大軍を率い、洛陽に攻め寄せました。8万の袁譚軍は均君の鼓舞連発でも支えられず、あえなく壊滅してしまいました。またもや曹軍に捕らえられた均君は、洛陽を治める軍に尻尾を振ります。ということで、曹さんの配下に戻ります。曹軍の新しい洛陽の太守は…袁尚！？
　許昌に配属になった均君、曹さんに洛陽への配置換えを求めますが受け入れられず、歩兵新設のお金1000円をもらい、洛陽へ。知力鍛錬をし、87になった208年8月、許昌に袁譚軍が攻め寄せました。お金も尽きたので洛陽に戻ると、守る兵は3軍団20000弱。これで守りきれるのか！？と思いながら、早速鼓舞攻撃。と、計略経験が700をこえたため、均君、めでたく「軍師」となりました。迎え撃つ武将は賈文和と張文遠。張文遠を指揮し、勝利しました。
　均君は同討、足止、誘引、混乱を会得する権利を持ってるので、許昌内をふらふらしていると関係が親密な夏侯尚と出会いました。知力は80で、均君はすでに夏侯尚を超えています。ここで2回師事すると、同討と足止を伝授してくれました。

洛陽、陥落…そして洛陽へ

　統率力や武力に秀でた武将のいなかった洛陽。袁譚軍の猛攻にあっさり陥落してしまいました。
　統率力や武力が低く、使える計略も持たない諸葛均がやっていたことといえば鼓舞のみ。これで計略経験が196まで上がりました。

　新たなる赴任地である許昌に戻った諸葛均。知力は79まで上がりましたが、この数値ではまだ凡人です。何としても90位までは上げたい。少なくてもあと1上げて、舌戦でのコマンド数をもうひとつ増やしたいところです。この地で知力を指南してもらう武将は曹丕あたりでしょうか。地道に内政をこなしながら、曹丕に面会を繰り返します。
　206年1月、曹操さんから陳留攻めを誘われます。均君、鼓舞しかできないのに。しかも騎馬隊を預けられる始末。曹さん、均君に何をお望み？
　結局30日間守り切られ、挙句の果てに均君、捕獲されてしまいました。洛陽での知力鍛錬のため、おとなしく袁譚さんに降ります。・・・ビンゴ！　太守は田豊さん。めでたく均君、206年5月、隠遁生活に逆戻りです。

　そして207年1月、亮兄さんが襄陽で成人しました。均君の知力は82です。

劉備さん、滅亡する

　たまに知力学問所に顔を見せる夏侯尚などと会話をしながら、鍛えます。
201年、知力：61
…え！？劉備さん、董承反乱のイベントを待たずして曹操さんに攻め滅ぼされてしまいました。これってもう、劉備さんは歴史の舞台から消えてしまったってこと？亮兄さん、出廬するまでもなく、歴史の活躍の舞台を失ってしまいました？再結集する地の汝南も曹操さんの領地になっているし。新野でいきなり結集でしょうか？知力を鍛錬しながら歴史を見守ります。
202年、知力：66
　ここで最初の資金が尽きたため、宮城に戻り曹仁さんに頭を下げ、徴兵で600円をせしめます。
203年、知力：70
　また資金が尽きたため、宮城に戻り、騎兵の新設で1400円をせしめます。簡擁・糜竺と次々に劉備さんの配下が曹さんの配下になっている模様。おそらくこれで本当に劉備さんは再起しないものと思われます。どうするよ？諸葛均！
204年、知力：74
　294年4月24日宮城に戻ると、とうとう最後通知が下されました。曹仁さんの提案した任務に「劉備を登用する」という選択肢があります。これで劉備さん、一武将に成り下がってしまいました。ここは登用せず、歩兵の補充を選び600円をせしめます。
205年、知力：78
　この年の3月、袁紹が亡くなりました。それと期を同じくして、諸葛均の所持金も無くなりました。
　！？袁譚軍がこの洛陽に攻め寄せました。おそらく、劉備さんのイベントが起きなかったためにその後の一連のイベントが起きず、袁紹軍の勢力がそれほどそぎ落とされなかったためと考えられます。

諸葛三兄弟の末弟が行く！

今回の主人公は諸葛三兄弟の末弟、諸葛均です。設定は上級・史実のシナリオ4、諸葛均16歳です。

基礎値は
統率：29 武力：30 知力：56 政治：65 魅力：66
と、どのパラメータひとつとっても長兄の瑾や次兄の亮に勝るものはありません。子瑜や孔明といった字（あざな）がなく、この能力では字で呼んでくれるような友達がいなくても仕方ありません。
　亮兄さんから教わったのか石陣は持っていますが、他の特技に見るべき物はなく、せっかく少し高めの知力や魅力を活かす舌戦の特技が全くありません。これでは前線から離れた奥地の太守を任せられるのがオチです。それでは亮兄さんの弟としてあんまりなので、ここは一念発起、舌戦マシンとなることに決めました。そのまま劉備さんに仕官してもチリヂリバラバラになることは目に見えているので、劉備さんが劉表さんを頼って新野で旗揚げするまでの間、知力を鍛えておきます。知力学問所+太学がある都市といえば洛陽。仕官して、勉学の費用は太守の曹仁さんに出してもらうことにします。安月給では足りないため、資金は都市開発の費用の使い込みです。普通の開発では100円ずつしかもらえないため、騎兵の新設の仕事を1400円で請け負い、勉強に全額使いきったら「できませんでした」と謝りに行きます。功績は下がりますが名声は下がらず、何度使い込んでもその事を忘れてしまうのか、徴兵の仕事をくれます。ましてやクビになどなりません。

タグ：諸葛均@三国志X

関平君のその後

裏切り、辻斬りも体験した関平君ですが、曹さんに許され、野に下りました。
213年1月、曹さんは天下を統一し、数百年にわたって栄えたとのことです。

関平君はといいますと、野でのんびり「平和な暮らしを願っていた」と穏やかな顔をしていたとか。
って、曹さんに最後まで逆らい続け、人斬りもした人が何を言う？

オンライン登録し、得られた称号は「自称戦士」　・・・・・・　微妙^^;

ということで、今回の反省点。

埋伏の毒の際に、太守とともに寝返ってくれるのを期待して、自分の領地に数十人の配下を登用しまくった結果、曹さんの地力を揺るぎのないものにしてしまいました。
次回は、太守になったらすぐにかっぱらって逃げる作戦で行きます。

次なる武将は…

関平君、一念発起す！

賄賂で自宅に帰った関平君、酒家に行き、私兵を編成します。
劉伯父さんはもはや旗揚げする気力もないらしく、歴史の表舞台には出てきません。
なけなしの金をはたいて私兵を雇い、建安で旗揚げです。

付き添ってくれるのは関羽お義父さんただ一人。
張飛叔父さんを味方に引き入れられるか、関羽に行ってもらいます。
と、曹さんが進軍してきている旨のアナウンスあり。関羽、間に合うのか？

領内には在野武将で孫静。ありったけの酒を振舞い、親密にして舌戦で登用。

7万の軍勢が攻め寄せましたが、関平と孫静だけで守りきりました。
結局関羽は張飛を登用することができず、関羽親子と孫静、8回ほど敵の襲撃を退けましたが、司馬イが8万の軍勢を率いてきて、薄っぺらになった城門ではこれを守れず、213年1月、陥落しました。

戦闘の途中、関興が成人しましたが、戦闘には加われず、あえなく御用となりました。